岩塩や温泉地のお土産の入浴剤などに含まれる硫黄成分が銅で出来ている給湯器の熱交換器を腐食させたり、詰まらせたり、穴を開けたりしてしまうことがあります。
追い炊きは浴槽のお湯を給湯器に吸い上げてその成分ごと沸かされますので熱交換器が痛みます。
特に安売りしている外国製の何が入っているかわからないようなものは控えるようにするか、追い炊きのボタンを押さないようにしましょう。(以前に外国製の入浴剤が配管を詰まらせました)
給湯器メーカーも追い炊き時の入浴剤の使用は禁止しています 壊れたら保証期間でも有償です
また岩塩は浴槽を黒く変色させてしまい、掃除しても色が取れなくなることがありますので注意が必要です。
湯船がぬるくなったら熱めのシャワーを入れるなどして入浴剤が給湯器に入っていかないようにしましょう。
追い炊き配管の中は沈殿し付着した入浴剤に雑菌が繁殖しますので定期的な本格洗浄が必要です。
【にごり湯系入浴剤 】
乳白色や白濁する入浴剤は「無機系酸化チタン」が含まれている場合があります。この「酸化チタン」が研磨剤となり、繰り返し使用されますと給湯機器やふろがまの内部を劣化させたり、故障の原因になる可能性があります。
【牛乳やお茶、お酒などの飲料やゆずなどの食物を入浴剤として使用する場合 】
牛乳などの飲料、ゆずなど食物のカスは細菌、微生物のエサとなり、繁殖しやすくなります。
入浴剤を入れたら追い炊きのボタンを押さないようにしましょう。